屋内3Dマップ
屋内3Dマップ

お客さまの悩みに寄り添いながら
最新技術で生産性向上に寄与する

屋内3Dマップ
松山 祐樹
2016年度入社
大阪大学大学院
工学研究科 機械工学専攻
建設業や製造業の生産性向上を実現する

建設業や製造業の生産性向上を実現する

私が担当するNavVis (ナビビズ)は、屋内の3Dマップを提供するサービスです。KKEがドイツのベンチャー企業NavVisと業務提携し、日本の総代理店のような立場で事業を展開しています。NavVisでは、3Dマップを作成したい場所を、高解像度デジタルカメラと高精度レーザスキャナを搭載した計測機を移動させながら撮影・測位します。そこから作成した3Dマップは、Webブラウザを使って見ることができます。離れた場所にいるユーザーに、広大で入り組んだ建物や、図面のない建物内をあたかも現場にいるかのようにナビゲーションすることができます。また交通や電力といった社会インフラの保全業務に導入すれば、「働く人の高齢化対策」「若手への技術継承」に貢献するといったメリットも期待できます。ベテランの作業者が最前線に足を運ばなくても、現場近くの事務所内で3Dマップを見ながら、時には若手社員に教えながら保全業務を行うことができるようになるからです。

お客さまの課題に心の底から共感する

お客さまの課題に心の底から共感する

私の業務は、NavVisのお客さまを見つけるためのマーケティング・営業から、3Dマップを作成するための計測作業、お客さまの要望に合わせた画面をつくるシステム開発に至るまで非常に多岐にわたっています。営業も計測も開発も担当することは大変ですが、私は非常に有用なことだと感じています。3Dマップというまだ確立していない市場を開拓しようとする私たちは、お客様が3Dマップに何を求めるかを探っている途上にあります。そうした中で、お客さまの現場でお客さまが抱える課題に心から共感することによって初めて、お客さまが真に求める3Dマップやその利用法が見えてくると思うからです。また「めったに訪れることのできないいろいろな施設を見ることができて単純に楽しいから」というのも、私がお客さまの現場が好きな理由です。今、私が特に力を入れているお客さまの現場は橋梁です。その下部の3Dマップを活用することで、橋梁の保全業務の新たなフレームワークを構築したいと考えています。

SCHEDULE

ある1日の流れ

  • 6:00

    起床
    子どもを
    保育園へ

  • 8:00

    出社
    メールチェック・返信

  • 9:00

    システム開発

  • 11:00

    提案書作成

  • 12:00

    昼食

  • 13:00

    移動

  • 14:00

    計測作業開始

  • 17:00

    計測作業終了、
    会社へ移動

  • 18:00

    退社

技術シーズと社会のニーズをつなぎたい

私は現在、二人の上司とチームを組んで、NavVisの拡販にあたっています。チーム内では自分の意見が通ることもあれば、そうでないこともありますが、常に尊重しながら接してもらえていると感じています。二人に限らずKKEは、上司や先輩たちが真剣に若手と話をしてくれます。そしてNavVisの業務に関すること以外でも、言いたいことが言いやすい環境があります。私が将来、KKEで挑戦したいのが、KKEの多様性を活かす仕事です。KKEの技術者たちが探究するシーズと社会のニーズをつなげば、予想もしない新しい価値を生み出すことができるはずです。そうした動きの中心になれるよう、さまざまな分野の専門家たちをマネジメントし、リーダーシップを発揮できる人材への成長を目指します。