KKEを知る - ABOUT

KKEを知る

ABOUT

KKEにおける
プロフェッショナルとは

KKEは、世界に通用する「デザイン&エンジニアリング企業」を目指すプロフェッショナル集団です。研究機関と産業界をブリッジして社会の複雑な課題への新しい「解」を作り出そうとする私たちには、ひとつの専門技術を深堀りするだけでなく、いろいろな技術と技術をつなぐ力が求められます。さらに「自律・自立した存在」であることも大切です。与えられた仕事や責任の範囲を超えて、自分自身が決めたゴールに向かって強い意志を持って挑戦していく。そうしたプロフェッショナルこそが、「賢慮」に満ちた未来社会の構築というKKEの志を実現していくのです。

プロフェッショナルで
あり続けるために

常にプロフェッショナルと呼ぶことができる集団であるために、私たちはKKE WAYとして大切にしたい考えや姿勢を共有し、その実践に取り組んでいます。KKEがどんな企業を目指していて、そのためにどんな人を求めて、どんな組織や風土であろうとしているのか? 私たちの仕事に対する価値観を3つのレイヤーでとらえたKKE WAYを紹介します。

プロフェッショナルであり続けるために
No.1

私たちが目指す価値

私たちは、大学・研究機関との連携から生まれた「学問知」と企業との実務で鍛えられた「経験知」を掛け合わせることで誕生する「工学知」を創造する会社です。社会の様々な問題を科学的なアプローチで解決する「知」であり、技術者としての知識・経験に裏打ちされた確固たる信念から生まれる「知」でもある「工学知」ですが、それは常に未完成で、時間・技術・コストなどいろいろな制約がある「現時点での最適な解」にすぎません。したがってKKEの所員には、自分の出した解が「工学知」と呼ぶにふさわしいレベルにあるかを絶えず問いかけ続けることが求められます。

私たちが目指す価値
No.2

個のありかた

KKEは、一流の技術者は「強さ」「深さ」「幅」という3つの特性を持つと考えています。「強さ」=「主体性」+「自負心」、「深さ」=「愚直さ」+「可謬性*」、「幅」=「共創性*」+「冗長性*」と各特性はそれぞれ2つの要素で構成されており、各要素は補完し合うと同時に矛盾し合います。たとえば自分でやり遂げる「主体性」は、他者と協力する「共創性」とぶつかり合いますが、私たちは「どちらかを選ぶ」ということはしません。「どちらも大事にしながら高い次元で融合させるプロセスが個人を成長させる」というのがKKEの考え方だからです。

*可謬性(かびゅうせい) 自らの不完全さ、間違いの可能性を念頭に置き、積極的に反証し続ける姿勢のこと
*共創性(きょうそうせい) 異なる知識や能力を持つ人と目的を共有して創造的な活動をともに行うことを志向すること
*冗長性(じょうちょうせい) 自らの領域とは直接関係しない知識やスキルを得ることで異分野とのノリシロ(2つのものをくっつける時に必要となるノリをつける部分)を持つこと
個のありかた
No.3

場のありよう

KKEは、個々人が能力を発揮し、自己実現のために利用する「場」として存在しています。「場」の活力を生み出しているのは、所員同士の交流です。ある時は「場」から働きかけられる1人の所員が、ある時には「場」を代表する立場となって他の所員に働きかけを行います。「場」からの働きかけは、大きく3つに分類されます。①より強くなるために「任せる」、②より幅を広げるために「つなげる」、③より深みを増すために「問いかける」。こうした「場」からの働きかけと、通常の企業ではオフタイムに行わなくてはいけないシャドーワーク(学会参加や論文執筆などの業務外活動)が奨励される、まるで研究室のような雰囲気が、個人が互いに刺激し合いながら成長するKKEの企業風土を作り出しています。

場のありよう