20名の所員が語る、KKEのシゴト

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3Dデータの利活用を
推進する

市村 蓮

Ren Ichimura

  • 新卒
  • クラウド
  • 東京

システムデザイン研究科 電子情報システム工学域

NavVis事業室

活躍できる実感を求めて

自動車を含む機械系への興味から、大学の選考は電気電子工学部を選択し、修士課程では超電導に関するシミュレーションを研究テーマとして扱っていました。

就職先を考えている際、「キャンパスナビ」という就活冊子に掲載されていたKKE所員の記事を通じて、KKEの存在を知りました。危険を伴う超電導の研究の経験から、シミュレーション技術の価値を自分なりに理解していたので、その技術をベースにしたKKEの事業内容に興味がわきました。

説明会に参加した際にはKKEの事業内容だけではなく、事業に対する取り組み方や組織の風土にも惹かれました。単に利益だけを求めるのではなく、社会にとって本当に価値のある事を追い求める姿勢、KKEにしか生み出せない価値を考え続ける姿勢に共感しました。会社説明会で社長(当時)が「むやみに会社の規模を大きくしたり人数を増やしたりのではなく、身の丈に合った形で着実に成長を続ける」と仰っていたのがとても印象に残っています。

当時私は就職活動を通して様々な企業を見ていました。その経験を経て、私は数十億規模の大型案件の中で役割が見えづらい働き方をするのではなく、目の前のクライアントに着実に価値を提供する働き方のほうが、「自分が役割を果たしている」という実感を持てそうだと考え、KKEへの入社を決めました。

見た目も中身も面白すぎる、NavVis事業

配属は、事業が立ち上がったばかりのNavVis事業室。配属希望の選択肢にすらない部署でしたので大変驚きました。NavVisは空間の3Dデータを取得しその利活用を推進するシステムです。計測機の見た目が印象的ですのでハードウェアに注目いただくことが多いですが、実は中身のソフトウェアにたくさんの価値が詰まっています。世の中のデジタル化ニーズに合わせ3Dデータへの期待が増しており、人が中々行くことのできない離れた場所・危険な場所の現状把握や、現実空間では検討が難しいシミュレーションなどに活用されています。例えば自動車工場では、新車種をラインに流して他の設備と干渉がないかどうかの確認、設備のレイアウト検討、設備の搬入出方法の検討などに活用されています。実際にBMW(独)は、全世界の工場900万㎡以上をNavVisにより3D化し活用しています。その他にも屋外の建造物や樹木など、ありとあらゆるところにデジタルデータそしてNavVisのニーズがあると考えています。

我々は開発元のNavVis社と連携することで、日本市場におけるビジネスの拡大とKKEの技術と組み合わせた新たな価値の創出を目指しています。顧客のコンサルティングパートナーとしての活動や国内の販路拡大など、同じテーマの中で多様の働き方があり、日々課題は尽きませんがその変化を楽しみながら取り組んでいます。

目新しいものを面白そうと感じる好奇心

KKEのビジネスは多種多様で扱う技術やビジネスの仕組みも異なります。私は入社して一つの部署にしか在籍していませんので感覚に偏りがあるかもしれませんが、KKEには目新しい物・新しい技術製品や世の中の新しいニーズ、それらを面白いなと感じることができる人が多いなと感じています。私が関わるNavVis事業が始まった時も、決して明確な成算があったわけではなく、面白そうだなという好奇心がスタートだったと聞いています。保守的にならず、変化を楽しもうという姿勢を持っている方はKKEで大いに活躍できるのではないでしょうか。