IoTビジネス
IoTビジネス

IoT(Internet of Things)サービスで
効率的な入退室管理を実現

IoTビジネス
佐藤 貴大
2016年度入社
熊本大学大学院
自然科学研究科
世界で認められた次世代の入退室管理システム

世界で認められた次世代の入退室管理システム

RemoteLOCK(リモートロック)は、WiFiでインターネットとつながる電子錠です。建物の入口や各部屋にRemoteLOCKを設置すれば、管理者はインターネット上で複数のドアや入室者を一元管理することができます。RemoteLOCKのビジネスは、海外に多くのパートナー企業があるKKEが、製造・販売元のLockState社のCEOと別のビジネスでパートナー関係にあったことからスタートしました。米国では既に、バケーションレンタル、いわゆる民泊が日本に先行して本格化しています。RemoteLOCKは、民泊施設の鍵として広く活用されており、世界最大級の民泊予約サイト「Airbnb」のグローバルパートナーにも認定されています。私の所属部門は、建築設計、情報通信分野でのソフトウェア開発、社会コミュニティ領域でKKEが培ってきた知見とIoTの融合を通じて、社会にさらなる利便性を提供することを目的に立ち上げられました。RemoteLOCKもIoT技術によって建物を管理する人や利用する人の安全・安心はもとより、入退室管理の効率化や、出入りの快適性の向上に貢献しています。

新規事業の最前線に立つ醍醐味

新規事業の最前線に立つ醍醐味

RemoteLOCKのマーケティング活動では、Webを積極的に活用しています。ターゲット層にRemoteLOCKを認知させ、興味を高めていくために、Webサイトやブログ、SNS、Web広告、メルマガなどのコンテンツを用意します。もちろん、コンテンツは単にばらまくのではなく、ターゲットのセグメント(ニーズや性格の似た集団)ごとにどんな情報をどのタイミングで配信するかを綿密に設計し、発信します。これらの活動を効率的に行うために、見込み顧客の管理やコンテンツの配信を自動化する「マーケティングオートメーションツール」を導入しています。こうした取り組みは、新規事業を手掛ける当部門ならではのものですから、ここで得られた知見をゆくゆくはKKEの他のビジネスにも展開していきたいと考えています。このように新規事業の立ち上げに伴い、いろいろなビジネス体験ができることが仕事の大きな醍醐味です。

SCHEDULE

ある1日の流れ

  • 8:40

    出社
    朝のコーヒーを
    飲みつつ、
    ニュース&メールチェック

  • 9:00

    1日のタスクの
    書き出し、メール返信

  • 9:30

    チーム
    ミーティング
    (Web施策のアイデア出し)

  • 11:00

    Web
    コンテンツ作成
    (自動配信用のメールコンテンツ)

  • 12:00

    昼食

  • 13:00

    製品紹介セミナー向けプレゼン資料の最終調整

  • 14:30

    セミナー準備

  • 15:00

    製品紹介セミナー運営

  • 17:00

    セミナー後の
    お礼メール配信、
    セミナー参加者へ
    個別メールフォロー

  • 18:00

    1日のタスクの進捗確認と明日以降への持越し事項の整理(業務が残っていれば残業)

若手に責任と裁量が与えられる

KKEは、若手にチャンスを与えてくれる会社です。私は入社3年目ですが、RemoteLOCKのWebマーケティング活動における商談を増やすための仕組みづくりは、自分で責任を持ちハンドリングすることが期待され、そのための裁量が与えられています。また海外のパートナー企業とビジネスを行う部門の場合、若手でも海外出張に行く機会があります。私の場合、入社2年目で経験させてもらいました。パートナー会社とのミーティングが名目の出張でしたが、現地ではスタンフォード大学に出向しているKKEの社員のもとを訪ね、イノベーションの聖地ともいわれるシリコンバレーのIT企業を巡ったり、米国のバケーションステイも経験しました。今思うと、若いうちから高い視座で物事を見れるようになることが、この出張の目的だったように思います。さらに、こうした経験や知見は自分だけに留めておくのではなく、共有しながら、お互いを高めていくという風土がKKEにはあるように感じています。私も社内外問わず、多くの人と関わりながら、多様な知識や視点を得ることで、お客さまにとってより価値となるサービス提供や、市場づくりができればと思っています。